基本の語順は「主語+動詞(+目的語)」

マレー語の基本の語順は 主語 → 動詞 → 目的語 です。日本語の「私は ご飯を 食べる」の「は・を」にあたる助詞はなく、位置で役割が決まります。動詞は誰が主語でも形が変わりません。

Saya makan nasi.

発音の目安 サヤ・マカン・ナシ

私はご飯を食べる(主語+動詞+目的語)

Dia minum air.

発音の目安 ディア・ミヌム・アイル

彼/彼女は水を飲む

Kami belajar bahasa Melayu.

発音の目安 カミ・ブラジャール・バハサ・ムラユ

私たちはマレー語を学ぶ

「です」にあたる動詞は必須ではない

マレー語には日本語の「です」に相当するbe動詞が必ずしも要りません。「私は学生です」は Saya pelajar.(私・学生)で通じます。adalah / ialah は書き言葉や強調では使われますが、すべての「AはBです」に入れるものではない、と覚えておくと自然です。

Saya pelajar.

発音の目安 サヤ・プラジャール

私は学生です(be動詞なし)

Ini rumah saya.

発音の目安 イニ・ルマ・サヤ

これは私の家です

Makanan ini sedap.

発音の目安 マカナン・イニ・スダップ

この料理はおいしい(形容詞もそのまま述語になる)

修飾は名詞の「あと」

形容詞・持ち主・「この/あの」などの修飾語は、修飾される名詞のあとに置きます。日本語の「大きい 家」とは順番が逆になるので、最初は意識が必要です。

構成マレー語意味
名詞+形容詞rumah besar大きい家
名詞+持ち主nama saya私の名前
名詞+ini/itubuku iniこの本
名詞+修飾節orang yang datang来る人(yang でつなぐ)

複合的な修飾(「来る人」のような節)は yang を使います。詳しくは yang の記事へ。

疑問文と確認

Yes/No疑問文は、会話では文末のイントネーションで示したり、フォーマルには adakah を文頭に置いたりします。一方、apa・siapa・di mana・bila・berapa・kenapa・bagaimana は情報を尋ねる疑問詞で、Yes/No質問とは別のしくみです。疑問詞は尋ねたい要素の位置に置かれることがあり、文頭に出る形もあります。

Awak faham?

発音の目安 アワッ・ファハム

分かりますか?(文末上げ)

Adakah anda faham?

発音の目安 アダカ・アンダ・ファハム

お分かりですか?(フォーマル)

Ini apa?

発音の目安 イニ・アパ

これは何ですか?

Di mana tandas?

発音の目安 ディ・マナ・タンダス

トイレはどこですか?

ミニ練習

Q1. 「私の名前はアリです」をマレー語の語順で言うと?

「Nama saya Ali.」(名前・私の・アリ)となります。所有は後ろに来ます。

Q2. 「Saya pelajar.」に be動詞はある?

ありません。主語+名詞だけで「私は学生です」の意味になります。

Q3. 「大きい家」は?

rumah besar(家・大きい)。修飾語は名詞のあとです。

Q4. Yes/No質問の作り方は?

文末を上げる、または adakah を文頭に置く(フォーマル)。日常では語調だけのことが多いです。

Q5. 「この本」は?

buku ini。指示語も名詞のあとに置きます。

まとめ

  • 語順は主語→動詞→目的語。動詞は活用しない。
  • 「です」にあたるbe動詞は必須ではない(Saya pelajar.)。
  • 修飾語は名詞のあと(rumah besar, nama saya, buku ini)。
  • 次は 代名詞と丁寧さ へ。