文の基本形
基本は主語+述語(+目的語)の並びです。述語には動詞だけでなく、形容詞や名詞もそのまま置けます。
| インドネシア語 | 発音の目安 | 意味・構造 |
|---|---|---|
| Saya makan nasi. | サヤ・マカン・ナシ | 私はご飯を食べる(主語+動詞+目的語) |
| Saya lapar. | サヤ・ラパル | 私はお腹がすいた(主語+形容詞) |
| Dia dokter. | ディア・ドクテル | 彼/彼女は医者です(主語+名詞・diaは性別を区別しない) |
| Ini rumah. | イニ・ルマ(h) | これは家です |
修飾は名詞のあと
形容詞・持ち主・「これ/あれ」・数などの修飾は名詞のあとに来ます。日本語と逆向きなので、ここが最初の大事なコツです。
| インドネシア語 | 発音の目安 | 意味 |
|---|---|---|
| rumah besar | ルマ(h)・ブサル | 大きい家(家+大きい) |
| rumah saya | ルマ(h)・サヤ | 私の家(家+私) |
| buku ini | ブク・イニ | この本(本+これ) |
| teman baru | トゥマン・バル | 新しい友達 |
| dua orang | ドゥア・オラン | 2人(2+人) |
ini / itu / ada
- ini=これ(手元)、itu=あれ・それ(向こう)。Ini apa?=これは何?
- ada=「ある・いる」(存在)。Ada kucing di rumah=家に猫がいる。
- 「持っている」は punya が標準形。Saya punya uang=私はお金を持っています。口語では ada に所有の意味を持たせることもありますが、まずは存在=ada・所有=punya と覚えるのが確実です。
疑問の作り方
はい/いいえ疑問は文頭の apakah で作ります(口語では語尾を上げるだけでも通じます)。疑問詞は文の適所に置きます。
| 疑問詞 | 発音の目安 | 意味 |
|---|---|---|
| apakah | アパカ(h) | 〜ですか(はい/いいえ) |
| apa | アパ | 何 |
| siapa | シアパ | 誰 |
| di mana | ディ・マナ | どこ・どこに・どこで(文脈依存) |
| kapan | カパン | いつ |
| kenapa / mengapa | ケナパ / ムンガパ | なぜ |
| bagaimana | バガイマナ | どう・どのように |
| berapa | ブラパ | いくつ・いくら |
場所・方向の前置詞 di / ke / dari
| 前置詞 | 発音の目安 | 意味・例 |
|---|---|---|
| di | ディ | 〜で・〜に(場所): di Jakarta=ジャカルタで |
| ke | ケ | 〜へ(方向): ke bandara=空港へ |
| dari | ダリ | 〜から(起点): dari Jepang=日本から |
重複語(reduplication)の入口
同じ語を繰り返す形がよく出ます。buku-buku(本+本=本々=複数の本)のように複数を表すほか、「あちこちで」「いろいろな」といった広がりを表す用法もあります。「重複=必ず複数」と機械的に決めず、文脈で読むのが安全です。
確認クイズ
この記事のポイントを、簡単な問題で確認しましょう。
Q1. 「私の家」をインドネシア語で言うと?
rumah saya(名詞+持ち主の順)。
Q2. 「彼/彼女は医者です」に copula(は・です相当)は必要?
不要です。Dia dokter(彼・彼女+医者)で「彼/彼女は医者です」になります。
Q3. はい/いいえの疑問を明示する語は?
apakah を文頭に置きます(口語では語尾上昇だけでも通じる)。
Q4. 「ジャカルタで」を表す前置詞は?
di(場所)。「〜へ」は ke、「〜から」は dari。
Q5. buku-buku は何を表す形?
重複語(reduplication)で、複数や広がりを表します。文脈で読みます。
まとめ
- 基本は主語+述語。述語は動詞・形容詞・名詞のどれでも置ける。
- 修飾は名詞のあと(rumah besar / rumah saya / buku ini)。
- ini=これ、itu=あれ、ada=ある・いる。
- 疑問は apakah(はい/いいえ)と apa・siapa・di mana・berapa などの疑問詞。
- 場所 di・方向 ke・起点 dari。前置詞 di と接辞 di- は別物。
- 次は 代名詞と敬称 で「私・あなた」の使い分けを学びます。

